講義概要

講義概要
Linuxシステムへの攻撃手法と、その防御方法を通じて、Linuxシステムをセキュアに管理・保守するために必要な知識を習得するコースです。

Linuxのインターネット関連サーバは、導入コストが低く安定稼動実績があり、多くの企業で採用されています。そのサーバが悪意のある攻撃者によって攻撃され、情報漏洩やサービス停止などの自体に陥ってしまうと、自社の業務が滞るだけでなく、クライアントからの信頼を失うことにもなりかねません。

サービスを提供できるだけでなく、セキュアで可用性の高いシステムを構築するために必要な上級コースです。テキストはCTCTオリジナルのものを使用します。

カリキュラム
●事前調査
・ソーシャルエンジニアリング
・Googleハッキング
・Web探索
・Whoisデータベース
・DNSサーバへの問い合わせ

● スキャニング
・ネットワークセキュリティモニタリングツールのセットアップ
(Snort(NIDS)/Bro(NIDS)/Netsniff-ng/Snorby/Squert/ELSAなど)
・ネットワークマッピング(ping/tracerouteなど)
・ポートスキャン(Nmap)
・脆弱性検知(Nessus/Nmap Scripting Engine)
・ユーザ列挙攻撃
・防御と対策

● アプリケーションやOSの脆弱性を利用しての不正アクセス手法
・Exploit
・バッファオーバフロー
– スタックバッファオーバフロー
– ヒープバッファオーバフロー
・パスワード攻撃
・防御と対策

● ネットワーク経由での不正アクセス手法
・スニッフィング
・セッションハイジャック
・netcat
・防御と対策

●DoS攻撃
・ローカルからのサービスの停止
・ローカルからのリソースの不正利用
・リモートからのサービスの停止
・リモートからのリソースの不正利用(SYN Flood/Smurf/DDoS)
・防御と対策

● 不正アクセスの維持
・トロイの木馬
・バックドア
・Rootkit
– ユーザモードのrootkit
– カーネルモードのrootkit
・防御と対策(Tripwire(HIDS)/rootkit検知ツール)

● 不正侵入の痕跡の消去
・ログの改ざん
・防御と対策

受講条件
・「Linuxシステム管理」・「Linuxネットワーク管理」を受講された方、または同等の知識をお持ちの方
・TCP/IPの基本的な知識をお持ちの方

対象者

・Linuxシステムをセキュア運用
・管理する方法を学びたい方

日程

3日間

2019/02/13(水)09:30-18:00

場所

CTCテクノロジー・ラーニングセンター(駒沢)

URL

123,120  円(税込)

URL

https://www.learningsite21.com/LS21/u_generals/u_geu_s08/controllerid:755f67656e6572616c73/formid:755f6765755f733136/teikyonendo:32303138/shohincd:41424b303031393831343033/searchKeyArray:835a834c8385838a83658342/searchKeyArrayBak:835a834c8385838a83658342/page:
https://www.learningsite21.com/LS21/
CTCテクノロジー・ラーニングセンター駒沢会場
東京都世田谷区駒沢1-16-7 駒沢中村ビル7F

関連記事

本サイトについて

本サイトは「 産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会(CRIC CSF)」における『人材育成WG』の活動に基づき、CRIC CSF事務局により運営されています。

本サイトの目的は、「サイバーセキュリティ戦略本部 第12回会合」により発表された『サイバーセキュリティ人材育成プログラム』の方針に沿い、人材育成に必要となるプログラムを会員企業の提供する研修プログラム等から抽出し、精査、公開するためのものです。

ページ上部へ戻る