コース概要
インターネット上の様々な脅威について学習し、組織において必要となるセキュリティ対策技術(不正アクセス対策、ウイルス対策、暗号化等)について、実習を通して、その用語や仕組み、また必要性について修得します。

到達目標
・ セキュリティの重要性、脅威の種類、実際の攻撃者の攻撃手法、インターネットプロトコルの弱点などを理解することで、対応策を立案できる。
・ コンピュータウィルスに対する対策として、ワクチンソフトなどの対処法を立案できる。
・ ファイアウォール、プロキシサーバ、リモートアクセスサーバ、IDSなどのセキュリティ対策ツールの特徴、機能などを理解することで、セキュアなネットワーク構築の検討・提案することができる。
・ セキュリティ技術の理解だけでなく、セキュリティマネジメント、セキュリティ評価などの概要も知ることで、セキュリティ全体の視野から幅広く対応策などの検討を行うことができる。

コース内容
1日目
AM
1.情報セキュリティからサイバーセキュリティへ
セキュリティの必要性
脅威の種類
サイバーセキュリティ
2.不正侵入の手口
一般的な侵入の流れ
事前調査
権限取得
不正実行
PM
2.不正侵入の手口
事後処理
クラッキング体験実習
3.セキュリティ対策
セキュリティ基本機能
ファイアウォール
アドレス変換
リモートアクセスの認証
2日目
AM
3.セキュリティ対策
ウイルス対策
ウイルス対策実習
4.暗号技術
暗号技術概要
暗号化方式
実際の暗号通信
PM
4.暗号技術
電子署名
暗号メール
VPN
ICカード
SSL実習
S/MIME実習
3日目
AM
5.TCP/IPアプリケーションプロトコルの弱点
TCPコネクション
TCP/IPアプリケーションプロトコルによるサービス
PM
5.TCP/IPアプリケーションプロトコルの弱点
TCP/IPアプリケーションプロトコル以外の問題点
セキュリティネットワークシステム構成
各APセキュリティ対策実習
6.セキュリティネットワーク構成のポイント
セキュリティネットワーク構成のポイント
セキュリティ関連ツール
検疫ネットワーク
UTM(Unified Threat Management)
バイトメトリクスによる認証
7.セキュリティガイドライン
ISO/IEC JTC 1/SC 27
ISO15408 / JIS X5070
セキュリティポリシー
情報セキュリティ監査制度

前提知識
以下のいずれかのコースを修了、または同等知識をお持ちの方。
・「TCP/IPプロトコル」
・「TCP/IPプロトコル(eラーニング)」
・「TCP/IPプロトコル(eラーニング+CD-ROM)」

日程:

3日間

2019/06/03~2019/06/05 09:30~17:00

2019/07/08~2019/07/10 09:30~17:00

2019/08/05~2019/08/07 09:30~17:00

2019/09/03~2019/09/05 09:30~17:00

場所:

芝浦研修センター(第二吾妻ビル)

価格:

リンク先をご確認ください

URL:

https://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SN127/

芝浦研修センター会場

東京都港区芝浦3丁目18-21 第2吾妻ビル

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本サイトについて

本サイトは「 産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会(CRIC CSF)」における『人材育成WG』の活動に基づき、CRIC CSF事務局により運営されています。

本サイトの目的は、「サイバーセキュリティ戦略本部 第12回会合」により発表された『サイバーセキュリティ人材育成プログラム』の方針に沿い、人材育成に必要となるプログラムを会員企業の提供する研修プログラム等から抽出し、精査、公開するためのものです。

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