講座概要

無線LANのトラブルシュートに携わるネットワークエンジニアを対象としたコースです。
トラブル発生時の無線LAN環境を調査し、その原因を特定・解析する方法を学習します。
また、実際に無線LANに対してサイバー攻撃(DoS攻撃やセキュリティキーの解読など)を実施し、アクセスポイントが抱える脆弱性やインシデント(情報セキュリティに関する事件・事故)発生時の対処法について学習します。

カリキュラム
●トラブルシューティング概要
・無線LANのトラブル
・トラブル遭遇前の事前準備
・トラブルシューティングのフロー
・情報収集のポイント
-ステーションの調査
-APの調査
-認証サーバの調査
-専用ツールを用いた調査

●各種ツールの使用方法
・ネットワークコマンド
・スペクトラムアナライザ
-安定した無線LAN通信の要件
-サンプルシグナル(コードレス電話、bluetooth、電子レンジ等)
-フリーの電波環境調査ツール
-電波関連のトラブルと対策
・パケットアナライザ
-パケットアナライザの特徴
-パケットアナライザの使用方法

●無線LAN通信の解析(基礎編)
・802.11 MAC Headerの解析
-フレームコントロールフィールド
-その他のフィールド
・管理フレームの解析
-Beacon
-Probe Request/Response
-Authentication
-Association Request/Response
・制御フレームの解析
-ACK
-RTS/CTS
・パケット解析によるトラブル原因の特定
-無線LAN接続不可、パフォーマンス劣化 等

●無線LAN通信の解析(応用編)
・WPA/WPA2
-4 Way Handshake
-2 Way Handshake
-パケットアナライザの復号機能
・IEEE802.1X/EAP認証
-EAPOLによるカプセル化
-EAPパケット本体
-EAP-TLSのシーケンス
-PEAPのシーケンス
・パケット解析によるトラブル原因の特定
-PSK認証、IEEE802.1X/EAP認証の失敗 等

●無線LANへの攻撃とその調査手法
・無線LANをとりまく脅威
・攻撃ツールのセットアップ
・事前調査(攻撃対象の確認)
・DoS攻撃
・無線LANデータの盗聴
・WEPキーの解読
・WPA/WPA2-PSKの解読
・Fake AP(不正APの設置)
・インシデント発生時の調査手法

受講条件
*以下のすべての条件を満たしている方
・「無線LANシステム構築実践」コースを修了、または同等の知識を有している
・EthernetやTCP/IPプロトコルの仕組みを理解している
・パケットアナライザ(WireShark等)を用いたパケット解析の経験を有している

対象者

・無線LANに携わるSE/CE

日程:

2日間

CTCテクノロジー・ラーニングセンター(駒沢)/

2020/07/06(月)09:30-17:00

2020/08/05(水)09:30-17:00

2020/08/27(木)09:30-17:00

2020/09/28(月)09:30-17:00

2020/11/04(水)09:30-17:00

2020/11/26(木)09:30-17:00

場所:

CTCテクノロジー・ラーニングセンター(駒沢)

価格:

リンク先をご確認ください

 URL:
https://www.learningsite21.com/LS21/u_generals/u_geu_s08/controllerid:755f67656e6572616c73/formid:755f6765755f733136/teikyonendo:32303230/shohincd:41424b303031393931353031

https://www.learningsite21.com/LS21/

CTCテクノロジー・ラーニングセンター駒沢会場

東京都世田谷区駒沢1-16-7 駒沢中村ビル7F

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本サイトの目的は、「サイバーセキュリティ戦略本部 第12回会合」により発表された『サイバーセキュリティ人材育成プログラム』の方針に沿い、人材育成に必要となるプログラムを会員企業の提供する研修プログラム等から抽出し、精査、公開するためのものです。

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